胃潰瘍とは

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胃潰瘍とは

胃潰瘍とは、日常よくみられる病気です。胃から分泌される胃液中の胃酸や消化酵素のペプシンなどが、食物を消化するだけでなく、胃の内側をおおっている粘膜をも消化してしまい、その粘膜の孔があいた結果生じる病気です。胃潰瘍は、胃の粘膜を消化しておこるため、消化性潰瘍ともよばれています。
胃潰瘍は、胃の心弯部(胃の内側)部位に発生しやすく、とくに胃角部近くに発生することが多いです。

 

胃潰瘍の起こるしくみは、過剰なストレス、ピロリ菌の感染、薬剤、刺激のある食事などで、胃粘膜への攻撃因子(胃酸、ペプシン、ガストリンの分泌増加、食事や薬剤による胃粘膜の障害)と防御因子(胃粘膜の血液循環、抵抗力の低下・胃粘膜液の分泌低下)によってバランスが崩れることで発症します。

 

胃潰瘍は急速に生じます。地震のような大きな災害にあったり、全身やけど、大きなストレスを受けた時、抗生物質、鎮静剤などの薬の内服によっても潰瘍が容易にできてしまいます。胃潰瘍には、慢性と急性があり、慢性の場合は心弯部に多くみられて、円形や楕円形の事が多く、大きさは通常で0.5〜5pでまれにこれ以上の場合もあり、急性の場合は、大きさと形は様々で、一般的には、出血を伴う粘膜下組織までの浅い潰瘍が多く、急性から慢性に移行することが多い。しかし、食事療法や薬物療法により速やかに治る病気でもあります。

 

しかし、潰瘍をほうっておいたり、治療を途中で中断してしまい、あるいは再発と治癒を繰り返しているうちに、出血、穿孔、狭窄などの合併症を引き起こし、内科的治療のみでは治らないで、外科的治療が必要になることがあります。胃潰瘍は中高年者に多くみられる傾向にあります。男性のほうが女性に比べて2〜3倍多い傾向にあります。原因のおもなものは、ピロリ菌感染や非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAID)であり、そこに酸やペプシンによる消化作用が加わり潰瘍ができます。また、粘膜防御機能を支える微小循環血流や酸に対する防御機構の破綻も大きく関与します。酒、たばこを過度に摂取する人やストレスの多い人、真面目すぎる人、不規則な食生活の人に多く、近年、香辛料を多く用いた激辛な食べ物を好む若者が増えてこのような人にも急性潰瘍がみられます。

 

 

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