子供の胃・十二指腸潰瘍

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子供の胃・十二指腸潰瘍

胃・十二指腸の壁に潰瘍ができる病気です。内視鏡検査の進歩によって、子供たちにも見つかる率が上がってきました。ただし、新生児や乳幼児ではごく少なく、学童以上に多くみられます。ピロリ菌が関係していることもあります。

 

 

原因

水なしに鎮痛解熱薬をなどを飲んだり、感染症ややけどにともなっておこることが多く、ほとんどが急性胃潰瘍として現れます。ピロリ菌の感染による場合は、慢性十二指腸潰瘍として現れ、家族内にも胃・十二指腸潰瘍の人がいることが多いです。年長児では、成人と同じように、精神的ストレスがかかわっている場合もあります。

 

 

症状

胃潰瘍では、嘔吐、血液を含んだ胃の内容物を吐く吐血がみられます。十二指腸潰瘍では、貧血と便に血が混じる下血が見られます。多くの子供で、みぞおちやへその上あたりに腹痛を訴えますが、大人のように空腹時痛とはかぎりません。

 

 

 

治療

胃酸の分泌を抑える制酸薬と食事療法が基本です。香辛料などの刺激の強いものは避け、1日3食の食事時間を習慣づけます。とくにやわらかい食事に必要はありません。ピロリ菌が感染している場合には、除菌治療が必要です。

 

有効な飲み薬があるのでほとんどは薬物治療で治ります。吐血や下血が続くときは内視鏡を使って止血することがありますが、場合によっては手術が必要なこともあります。

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